脱稿の脱力

こんにちは。

一週間ほど没頭していた論文(『中唐文学会報』への初投稿)が終わりました。

いつも、あと少しくらいの時が一番楽しく、脱稿した途端に茫然となります。
全力疾走(のろいので疾走ではないですが)している時は、
そこだけに意識を集中させていればいいので、却って気が楽なのですが、
そこからぽんと外れた瞬間、外界の様々な事物がなだれ込んでくるような感じでしんどい。
他の人たちはどうなのでしょう。

そういえば、岡村繁先生は、論文を一本書きあげるたびに寝込み、
息子さんを枕元に呼んで遺言をされていたとか(記憶が増幅しているかもしれませんが)。

私も今日は、寝込んでいいことにします
存分に脱力して、元白交往詩とは関係のないことに心を遊ばせようと思います。

2020年9月20日