ひとくぎり:曹植における「惟漢行」制作の動機

こんにちは。

曹植の「惟漢行」をめぐる考察に、
紆余曲折を経て、昨日ひととおりの区切りがつきました。
勤務校の紀要に投稿したもので、いずれはネット上にも公開されるはずですが、
(『県立広島大学地域創生学部紀要』第1号、2022年3月)
昨日、初校を終えたので、こちらに“出来立て”を上げておきます。

曹植の「惟漢行」及び「薤露行」については、
かつて、こちらの雑記でも蛇行しながら考察を重ねてきました。

それなりの時間をかけて、自分としては納得のいく結論にたどり着けたと思います。
もっとも、曹植という大きな存在の、その一部に触れたに過ぎません。

先日、「責躬詩」をひととおり読み終えて、
今は、黄初年間の曹植の実態を掘り起こす必要を感じています。
引き続き、この日々雑記という場を、自身の文学的研究の実験室としていきます。

2022年1月26日