個人の研究室

ようこそ。
「柳川順子の中国文学研究室」へ。

このサイト名を口にすると、軽くうろたえます。
自分の名前を強く意識することは普段ほとんどありませんから。

では、なぜこんな不慣れなことを始めたかといいますと、

まず、生涯、一人の研究者であり続けたいと思ったからです。
大学教育から離れても、研究活動は続けます。

それなら、人知れず個人として研究すればよいではないか、
という考え方もあるかもしれません。

ですが、それだと自分は閉塞感を覚えるだろうなと思いました。
個人としての研究活動ではあっても、
その活動はどこかのだれかに何らかのかたちで波及するかもしれない。
そういう思いを心の片隅に置いておくのと、そうでないのと、
姿勢に違いが生ずるのではないかと私は感じます。

研究活動は、社会的に意味のあることだと考えます。
それがすぐに実利を生まないにしても。

そのような活動を地道に続けていくために、
大学という職場を離れた、一個人の研究室が必要だと考えました。

すっきりとした、居心地のよさそうな研究室でしょう。
アプライドの佐藤様にお世話いただき、
アプリケイツの濱田様に作成していただきました。

今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

2019年6月12日