考察と論述と

こんばんは。

曹植の「薤露行」「惟漢行」に関する考察をひととおり終えて、
今日は凪のような一日でした。

自身が立てた問いについて、
ここまで調査、読解、考察を重ねてきましたが、
ひととおり、自分なりに納得のいく答えが導き出せたところで、
今度はそれらを俯瞰しつつ再構成していく作業です。

考察することと論述することとは別物で、
自分の考察してきた経過をそのまま再現しただけでは、
人にすんなりと理解してもらえるものにはならないと思っています。

自分のわからない部分を突破していくことの方が楽しいけれど、
わかってもらえた瞬間のうれしさはまた格別ですから、
ここは頭を切り替えて、再出発します。

2020年7月26日