建安01年(196)42歳:巻10「荀攸伝」:曹操が天子を迎えて許に都を置くと、(荊州にいた)荀攸に書簡を送り、「今まさに天下は大いに乱れようとし、智士が心を労する時である。それなのに蜀漢の地で変化を観察してもうだいぶ久しいではないか」と。そこで荀攸を徴して汝南太守とし、朝廷に入れて尚書とした。曹操はもとより荀攸の名を聞いていたので、彼と共に語って大いに喜び、荀彧や鍾繇に、「彼は非常の人だ。私は彼と共に事を計ることができれば、天下に何の憂えることがあろうか」と言い、軍師とした。2-p.322*, 2-p.271** 只今、制作中です。