建安05年(200)46歳:巻18「李通伝」:曹操が袁紹と官渡で対峙していた時、袁紹は使者を遣って李通を征南将軍に拝しようとし、劉表もまた密かに李通を招こうとしたが、李通はいずれをも拒否した。彼の親戚や部曲らは涙を流して勢力の大きい袁紹への帰属を進めたが、李通はこれを叱りつけて、「曹操は賢明な人物、いずれきっと天下を平定するだろう。袁紹は勢力強大とはいえ、人の任命や人材の使い方がでたらめだ。私は死を賭けて二心は抱かない」と言い、袁紹からの使者を斬り、印綬を曹操に送り届けた。2-p.535*, 3-p.245** 只今、制作中です。