建安08年(203)49歳:巻14「郭嘉伝」:曹操が袁紹を破り、袁譚・袁尚を黎陽に破るのに付き従って連戦連勝した。諸将は勝ちに乗じて更に攻撃しようとしたが、郭嘉は、「袁紹はこの二人の子を愛したが、適切な後継者を立てていない。郭図・逢紀といった謀臣がいて、きっと争いが起こる。急に攻めれば協力し合うが、緩めればいずれ争う心が生ずる。ここは南の荊州に向かって劉表を攻めるそぶりを見せ、事の変化が現れるのを待つのがよい。変化が出てきてから攻撃すれば、一挙に平定することができる」と言った。曹操はこれに従い、南征した。2-p.434*, 3-p.030** 只今、制作中です。