建安10年(205)51歳:巻11「王脩伝」裴注引『魏略』:王脩は司金中郎将となり、黄金と白金との区別を陳述し、あわせて自分の力量にふさわしくない任務を与えられていることの圧迫感を上奏した。曹操はこれを非常にもっともなことと考え、王脩に書簡を送って、彼が名実共に人より抜きんでていること、そのことを自分は心底理解し、司金の官を初めて設置した時に、彼以外に適任者がいないと思ったこと、多くの人はこの自分の気持ちを理解せず、主人は王脩を優遇するつもりがないのだと憶測するものもいるが、そのような声に惑わされないでほしいという旨を述べ、まもなく彼を魏郡太守に遷した。2-p.347*, 2-p.329** 只今、制作中です。