建安13年(208)54歳:巻21「王粲伝」:王粲(長安の擾乱を避け、劉表を頼って荊州に来ていた)は、劉表の子の劉琮に、曹操に帰するように勧めた。曹操は王粲を辟して丞相掾とし、関内侯を賜った。曹操が漢水のほとりで酒宴を設けると、王粲は盃を挙げて祝賀し、「袁紹は天下を併呑しようという思いを持っていたが、賢者を好んでもこれを用いることができないので、すばらしい人物は彼のもとを去った。荊楚で情勢を静観していた劉表の下には海内の俊傑が集まったが、劉表は逸材たちを任用するすべを知らなかった。それに対して、あなた様はすばらしい」と称賛した。後に軍謀祭酒となった。3-p.598*, 3-p.384** 只今、制作中です。