建安16年(211)57歳:巻1「武帝紀」裴注引『曹瞞伝』:曹操が河を渡ろうとして前の隊がちょうど渡ろうとした時、馬超らが急にやってきたが、曹操はなお胡牀に坐して立ち上がらなかった。張郃らは状況が切迫しているのを見て、共に曹操を船の中に引き入れた。河の水の流れは急で、渡り終わる頃四五里も流されていた。馬超らは騎馬で追ってこれを射り、矢は雨のように降り注いだ。諸将は軍が敗れたと見て、曹操の所在もわからず、みな慌て恐れたが、曹操の姿を見ると、悲しみと喜びが湧き上がり、涙を流す者もいた。曹操は大笑いして、「今日はほとんど賊の小僧にやり込められるところだったよ」と言った。1-p.35*, 1-p.079**

只今、制作中です。