建安17年(212)58歳:巻14「蒋済伝」:大軍が南征から帰還して、曹操は温恢を揚州刺史とし、蒋済を別駕とし、その令に「……今、君が州に帰ると私も安心だ」と。民に、蒋済のことを謀反を企てた首謀者だと密告する者があった。曹操はこれを聞いて、左将軍于禁・沛相封仁らに、「蒋済にどうしてこのようなことがあろう。もしこのようなことがあったのなら、私は人を見る目がないということになる。これはきっと愚民が乱を楽しんで面白半分に引き起こしたことに違いない」と言い、釈放させた。辟して丞相主簿西曹属とした。2-p.450*, 3-p.066** 只今、制作中です。