建安19年(21460歳:巻10「賈詡伝」:曹操の継承者問題をめぐって、賈詡は曹丕に助言を求められ、「身を慎むように」と言った。また曹操はかつて左右の者たちを遠ざけた上で書くに後継者問題について問うたところ、黙って何も言わなかった。曹操がその理由を問い詰めると、「ちょうど考え事をしていたからすぐに応答できなかったのだ」と。曹操が、何を思っていたのかを聞くと、「袁紹父子、劉表父子のことを思っていたのだ」と。曹操は大笑いして、かくして太子は決定した。賈詡は、曹操の旧臣ではないのに、策謀に秀でているので、疑われることを恐れ、門を閉ざして私的な交際はせず、息子や娘たちの結婚も、貴顕の家柄との婚姻関係は結ばなかったので、天下の智計を論評する人々は彼に心を寄せた。(曹丕は、賈詡が曹操に語った言葉を耳に入れた。だから即位するとすぐに彼を高位に挙げたのだ。)2-p.331*, 2-p.290** 只今、制作中です。