建安20年(21561歳:巻8「張魯伝」裴注引『魏略』:劉雄鳴、雲霧の中でも道を迷わず。郭・李の乱の時、多くの人が彼のもとに集まった。馬超の反乱に従わず、超に破られた。後、曹操のもとを訪れた時、曹操は彼の手を取り、「私は関中に入ろうとする時、夢に一人の神人を得たが、それが君であったか」と言って厚く礼遇し、表して将軍に拝し、令を発してその部党を迎えに遣らせた。ところが部党は降伏を望まず、かえって反乱を起こさせた。諸々の亡命者たちは皆彼に就き、その数数千人、武漢道口に拠った。曹操は夏侯淵を遣って討伐させ、劉雄鳴は漢中に走った。漢中が破れると、再び投降。曹操はその鬚を捉えて「老賊め、本当にお前を得たぞ」と言い、その官を復し、渤海に遷した。時にまた、かつて馬超と合して反乱を起こした程銀・侯選ら、漢中に入り、漢中が破れると曹操のもとへ出頭。曹操、みなその官爵を復した。1-p.266*, 2-p.131** 只今、制作中です。