建安24年(21965歳:巻1「武帝紀」裴注引『曹瞞伝』:この時、南陽はしばしば徭役に苦しんでいた。侯音はそこで太守を捕らえ、吏民とともに反乱を起こし、関羽と結んだ。南陽の功曹の宗子卿は侯音のところへ行って「あなたが民の心に従って大事を起こしたのは、遠きも近きも皆仰ぎ慕っている。けれど郡将を捕らえたのは、反逆であって益がない。どうしてこれを放免しないのか。私はあなたとともに力をあわせよう。曹操が来る頃には、関羽の兵もまた到着するだろう」と説いた。侯音はこれに従い、すぐに太守を釈放した。子卿はそこで夜に城から逃げ出して、太守とともに残りの民を集めて侯音を包囲した。ちょうど曹仁の軍が到着したので、共にこれを滅ぼした。1-p.51*, 1-p.113** 只今、制作中です。