建安24年(21965歳:巻14「董昭伝」:関羽が樊城に曹仁を包囲した時、孫権が使者を派遣して、「兵を西に向かわせ、関羽の不意を突くつもりだ。江陵と公安とは隣接しているから、二つの城を失うとなると関羽はきっと奔走するはずで、そうすれば樊の包囲は自ずから解除されるだろう。このことは秘密にしておかれたい。関羽に備えさせてはならないので」と申し出た。曹操は群臣に秘密の漏洩を禁じたし、群臣もまた当然そうすべきだと言った。ところが董昭は、孫権の意向に応じて秘密にしながら、内々に漏らしたらよい。関羽と孫権とを対立させ、その疲弊するのを待てばよい。それに関羽は気性が激しいので、すぐには退かないだろう、と進言。曹操はすぐにその言に従った。2-p.440*, 3-p.043** 只今、制作中です。