初平03年(192)38歳:巻12「鮑勛伝」裴注引『魏書』:曹操は、賊が勝利を恃んで驕り高ぶっていたので、奇兵を設けて寿張で彼らを攻撃しようと思い、まず鮑信とともに戦地へ視察に出た。ところが後続の歩兵軍が到着しないうちに、突然賊と遭遇し、接戦となった。鮑信は特に必死で戦い、以て曹操を救ったので、曹操はやっとのことで脱出できた。鮑信はかくして没した。時に四十一歳。彼は乱に遭遇して挙兵したとはいえ、もともと儒学を修める家柄で、身を治め非常に質素な暮らしぶりで、将士に対して手厚く、家に余財はなかった。だから士卒は彼を慕った。2-p.384*, 2-p.428**

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