興平01年(194)40歳:巻14「程昱伝」:曹操は徐州征伐の時、程昱と荀彧に、鄄城に残って守らせた。張邈らが反して呂布を迎えたとき、郡県は雷同したが、鄄城・范・東阿は動かなかった。呂布の軍から降伏してきた者たちに皆が動揺させられた。程昱は、荀彧に「兗州で持ちこたえているのは三城のみ。陳宮が到来すれば、よほど結束していない限り三城は動揺するだろう。君は民からの人望がある。帰って郷人らを説得してくれ」と頼まれ、程昱は范や東阿の人心を固め、兗州の従事とも共謀して三城を守り抜いた。曹操は帰還すると、程昱の手をとって、「君の力がなければ、私は帰る場所が無くなるところだった」と言い、かくして上表して程昱を東平相とし、范に駐屯させた。2-p.426*, 3-p.013** 只今、制作中です。