建安10年(205)51歳:巻11「王脩伝」:(王脩はもと孔融、袁譚に仕えていた人物)曹操が軍を率いて南皮に攻め、袁譚が殺されたことを聞くと、王脩は馬を下りて慟哭し、曹操のもとを訪れて、袁譚の亡骸を引き取って葬りたいと願い出た。曹操は王脩の気持ちを見ようと思って、黙って応じなかった。王脩は、「袁氏の厚い恩を受けている。もし袁譚の亡骸を埋葬することができれば、その後に殺されても恨みはしない」と言った。曹操はその気持ちを嘉し、これを聞き入れ(『傅子』にも同様の記事あり。p.347)、王脩を兵糧監督官とした。袁譚が敗れると、諸城はみな服したが、管統だけが従わなかったので、曹操は王脩に命じて統の首を取りに行かせた。王脩は、統が亡国の忠臣であるので、その縄を解き、曹操の下に出頭させた。曹操は喜んでこれを赦した。2-p.346*, 2-p.327**

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