建安12年(207)53歳:巻1「武帝紀」裴注引『曹瞞伝』:その時は寒くしかも旱魃で、二百里の間、水がなく、軍隊の食料も乏しかったので、馬数千匹を殺して食糧とし、また地面を三十余丈も掘ってやっと水を得た。帰還してから、前に諌めた者を報告させたが、衆はその理由がわからず、皆恐れた。曹操は彼らを厚く賞して、「私の前の出征は、済んでのところで助かった。勝利を得たとはいえ、それは天の助けがあったからであって、これを常例とするわけにはいかない。諸君の諌めは、万安の計だ。だからここに賞するのだ。これからも進言を憚ってはならぬ」と言った。1-p.30*, 1-p.066**

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