建安12年(207)53歳:巻17「于禁伝」:于禁は、張遼・楽進・張郃・徐晃とともに名将とたたえられ、曹操の征伐にはいつも前後に付き従った。于禁は、軍を統率すること厳正で、賊の財物を得ても私物化することがなかったので、恩賞は特に手厚かった。だが、法でもって下々の衆を統御するので、あまり人々の心を得ることはなかった。曹操は朱霊のことを常々恨みに思っていたが、于禁の威厳でもってその陣営を奪還し、朱霊を于禁の監視下に置かせた。2-p.523*, 3-p.225** 只今、制作中です。