建安16年(211)57歳:巻19「任城威王彰伝」」:曹彰(?―223。曹操と卞皇后との子。曹丕の弟、曹植の兄)はしばしば征伐に従い、激しい気性だった。曹操はこれを抑えて「お前は本を読んで聖人の道を慕うということをせずに、馬に乗って剣を振り回すことばかり好んでいるが、これは一夫の用であって、尊ぶに足りない」と言い、彰に詩・書を読むことを課したが、彰はこのことを側近にぼやいていた。曹操は子どもたちにそれぞれ好むところを問い、その抱負を述べさせたが、彰は武将になりたいと言った。曹操はこれを聞いて笑った。2-p.555*, 3-p.287** 只今、制作中です。